日本肢体不自由児協会は家族と社会の間にたって、家族を支援し、社会を啓発し、肢体不自由児が 最も恵まれた環境にいられるようさまざまな事業を行っています。

協会の活動

プレゼンカップ全国大会

ミラコン~未来を見通すコンテスト~ プレゼンカップ全国大会

全国の特別支援学校を遠隔システムでつなぎ、肢体不自由特別支援学校高等部で学ぶ生徒を対象とした「未来を見通すコンテスト~プレゼンカップ全国大会」が、平成30年度より開催されています。
 この大会の目的は大会要項に
・全国の肢体不自由特別支援学校に通う生徒の言語能力を向上させるとともに、一人一人が生涯にわたり学び続ける力を育成し、社会的自立に向けた健やかな成長を目的とする。
・ICTを活用し全国大会を開くことにより、生徒の関心・意欲を高めるとともに、ICTを活用し社会経験を広げる機運を全国の肢体不自由特別支援学校に醸成する。
とあります。
 発表内容は、「視点を価値に、経験を未来へ」をコンセプトに、自己の経験から得た視点から、自分の描く未来にとって必要な社会や地域への提案です。  日頃培ってきた思考力・言語力を基盤に、特別支援学校生として社会に関わる中で抱いてきた「未来への提言」をプレゼンテーションするプレミアム・ステージです。  
 日本肢体不自由児協会は、第1回大会より協賛しています。



第7回プレゼンカップ全国大会 FINALSTAGE

令和6年12月11日(水)、心身障害児総合医療療育センター療育研修所にて、「ミラコン2024~未来を見通すコンテスト~第7回プレゼンカップ全国大会 FINALSTAGE」(主催:全国特別支援学校肢体不自由教育校長会、社会福祉法人日本肢体不自由児協会/協力:全国特別支援学校肢体不自由教育教頭会/後援:文部科学省、こども家庭庁、東京都教育委員会、全国肢体不自由特別支援学校PTA連合会株式会社ミライロ株式会社沖ワークウェル)が開催されました。
令和6年度第7回大会は全国32校から70作品の応募があり、7つある各ブロックの予選を最優秀で勝ち上がってきた7名のプレゼンテーションを行う各校と審査委員のいる会場とを遠隔システムでつないで生中継し、質疑応答や表彰式もリアルタイム行われました。



第7回プレゼンカップ全国大会 FINALSTAGE 審査結果
文部科学大臣賞(第1位)『ICT活用しようや~タブレット受験を通じて~』
  森山 大誠さん (長崎県立諫早特別支援学校高等部3年)
優秀賞(第2位)『社会課題の解決は私たちの手で!』
  太田 結人さん(愛知県立港特別支援学校高等部1年)
奨励賞(第3位)『誰もが、自分のやりたいことをできる社会にするために』  
  足立 幸気さん(京都府立丹波支援学校高等部3年)
熱意賞 『車椅子の人に移動手段を』  
  兵頭 紗弥さん(愛媛県立宇和特別支援学校肢体不自由部門高等部2年)
独創性賞 『荷物を運びやすくするための小さな工夫』
  髙橋 來華さん(青森県立青森第一高等養護学校3年)
説得力賞 『移動手段を広げるために!』
  中村 紗愛耶さん(群馬県立あさひ特別支援学校高等部1年)
表現力賞/観客賞 『本当の身体障がい体験アトラクション』
  ノイズ ローラ萌生 菊池さん(東京都立城南特別支援学校高等部3年)


どの発表もとてもすばらしいものばかりでした。皆さんの今後の活躍を期待しています。
詳しい内容は、令和7年4月10日発行の「はげみ4/5月号」をご覧ください。