日本肢体不自由児協会は家族と社会の間にたって、家族を支援し、社会を啓発し、肢体不自由児が 最も恵まれた環境にいられるようさまざまな事業を行っています。

協会の活動

障害者スポーツ

障害者スポーツ普及推進事業

「ハンドサッカー講習会」

2020東京パラリンピック契機に、障害者スポーツがより脚光を浴びています。スポーツは喜びや感動、達成感だけではなく、仲間との絆ができ心を揺さぶる大きなエネルギーと無限の可能性を秘めています。

日本肢体不自由児協会では平成27年度から、バリアフリースポーツ「ハンドサッカー」を当事者や家族を含めた関係者・支援者に紹介する事業を日本ハンドサッカー協会、全国特別支援学校肢体不自由教育校長会等と連携し推進しています。
ハンドサッカーとは、既存の競技では十分に対応しきれない様々な実態の障害のある子どもたちに合わせ活躍の場を広げ、個々の能力を引き出し、心身を健全に育成するために考え出された競技です。(ハンドサッカー競技規則序章より抜粋)パラリンピック等で実施されている競技では中途障害の選手が中心であり、重い障害のある子どもたちは規則・方法での課題が高く導入が難しいとされています。このハンドサッカーは、対戦相手を含めた「全ての子どもたちが、共に輝く」ことを目的としています。ハンドサッカーが教育的な観点に基づくスポーツであり、障害のある子どもたちが、将来自律的に社会の一員となる経験をする上でもスポーツは有効であり、学びの場と考えています。

日本肢体不自由児協会では、障害のある子どもたちがスポーツを通じ、目標に向かって社会参加に繋がる環境作りを支援し、障害者スポーツを普及推進して参ります。