日本肢体不自由児協会は家族と社会の間にたって、家族を支援し、社会を啓発し、肢体不自由児が 最も恵まれた環境にいられるようさまざまな事業を行っています。

協会の活動

ねむの木賞・高木賞

ねむの木賞・高木賞について

令和4年度候補者推薦受付中

ねむの木賞は「ねむの木の子守歌」の歌詞著作権を肢体不自由児事業振興のために当協会へ下賜された上皇后陛下の御意志を永く記念するため、昭和42年に設けられたもので、医療型障害児入所施設、療養介護事業所、特別支援学校等において永年勤務し、障害児・者の日常生活指導などに携わり、優秀な成績をおさめている方に対してその労をねぎらい、また、今後の益々の活躍を期待して毎年授与しているものです。

高木賞は、わが国で初めて肢体不自由児療育の体系をたてられ、療育事業に偉大な貢献をされた本会創設者故高木憲次博士の御遺徳を永く記念するため昭和42年に設けられたもので、肢体不自由児・者療育の領域において特に顕著な功績のあった方、または特に療育面で優秀な研究を行った方に対して授与するとともに、今後の療育の分野において活躍が期待できる方に対して高木奨励賞を授与しているものです。

第55回(令和3年度)「ねむの木賞・高木賞」贈呈式

 第55回(令和3年度)「ねむの木賞・高木賞」の贈呈式が、去る令和3年11月10日に東京品川のザ・プリンスさくらタワー東京において日本肢体不自由児協会総裁常陸宮殿下のご臨席のもと行われました。

 今年度のねむの木賞は、全国の関係施設・学校等からの推薦を受けて次の4名の方が受賞されました。

・新井 洋子氏(教諭)
  東京都立志村学園(東京都)
・田中 多佳子氏(看護師)
  島田療育センター(東京都)
・町田 睦美(看護師)
  東京都立光明学園(東京都)
・鎌田 佳代子氏(看護師)
  愛知県青い鳥医療療育センター(愛知県)

 受賞者の皆さんはそれぞれの施設や学校等において、永年にわたり障害児・者の日常生活の看護、援助・指導業務に献身的に尽くされて、各職場の職員からも厚い信頼を得ている方々です。

一方、今年度の高木賞は次の方が受賞されました。

(高木賞)
・鈴木 恒彦氏 
   社会福祉法人愛徳会理事長:医師(大阪府)
(高木奨励賞)
 ・藤原 清香氏
   東京大学医学部附属病院講師:医師(東京都)

 高木賞を受賞された鈴木恒彦氏は、永年にわたり療育の発展のために尽力せられ、専門とした神経学を基礎にした神経リハビリテーションの考え方を我が国に導入しました。それとともに、脳性麻痺・脳卒中などによる後遺症に対する治療にも尽力されています。
また、高木奨励賞を受賞された藤原清香氏は、障害児・者医療に携わり、療育が重要となる二分脊椎や四肢形成不全症の診療と研究に関り取り組んできました。最近は、東京2020オリンピック競技大会からパラリンピック競技大会の全期間で、整形外科での診療をとりまとめるリードドクターを務め、選手村で選手やスタッフへの診療体制の整備・統括を行いました。

 贈呈式は、当協会総裁常陸宮殿下のご臨席を賜り、ねむの木賞・高木賞両賞委員会委員長の日本肢体不自由児協会遠藤浩理事長の挨拶に続き、当協会の岩谷力会長から受賞者それぞれに賞状が授与されました。
 そして、厚生労働省及び文部科学省からの祝辞をいただき、ねむの木賞及び高木賞の受賞者代表からそれぞれ謝辞があり無事に終了しました。なお、贈呈式は新型コロナウイルス感染症の感染対策に努め、国や東京都からのイベント開催方法等についてのガイドラインに沿い、ご出席の皆様方に対し当日の検温や手指消毒及びマスク着用のご協力をお願いし、3密を避けソーシャルディスタンスを確保に努めました。

贈呈式前には、常陸宮殿下と受賞者の方々とのご接見の時間がもたれました。
 
 なお、上皇后陛下とねむの木賞受賞者とのご接見は、お代替わりに伴い令和元年度をもって終了しましたが、当協会より今年度の受賞者の皆様について上皇后陛下にご報告させていただきました。

 ねむの木賞・高木賞は、療育関係者の間では、最高の栄誉ある賞として、昭和・平成・令和と引き継がれてまいりましたが、この2つの賞が引き続き療育に携わる方々のかけがえのない目標とされ、大きな励みとなるよう当協会の事業の柱として、継続してまいる所存です。
 
 

第55回ねむの木賞高木賞受賞者の皆様

第55回ねむの木賞高木賞受賞者の皆様

「ねむの木賞・高木賞」受賞一覧
ねむの木賞過去受賞者
高木賞・高木奨励賞過去受賞者
ねむの木賞・高木賞授賞要項